情報処理関係書籍

2011年12月4日日曜日

アルゴリズム対策

正直、アルゴリズムをまったく勉強したことが無い人、苦手な人は
文章を読むのすらきついと思います。

そこで、そういう人は、この分野で得点を取るのは、
さらっとあきらめましょう。

得意な人にとっては、何てこと無いとは思いますが、
こればかりは慣れしかないと思っているので、
短期間で習得するにはとにかく数をこなすしかなく、
手っ取り早い解決方法が思いつきません。

ただ、それでもいくつかのポイントだけ挙げるので
それぞれの意味を参考書でチェックしておきましょう。

まずアルゴリズムについては『変数』と『条件分岐』と『繰り返し処理』
この3つで、構成された構造になっています。
で、過去問をみると『変数の初期化』についての問題がよく出ます。

変数の初期化についてですが、
アルゴリズムのなかでA=1とか書いてありますがこれは
『これ以降Aは1として扱いますよ』という意味です。
これはA=○というのが出てくるたびに更新されます。

またA=A+1という書き方もあります
『これ以降Aは、以前のAの値に1を足した値として扱いますよ』という意味になります。

大体、A=□の□の値を選択する問題が一問はあるので、実際に数値を入れて、前後の処理から考えましょう。

先の例でいくと以下のようなアルゴリズムがあるとします。
=========================
A=□
次の処理を3回繰り返す
A=A+1
A=4
=========================

このときの□にはいる値を考えましょう

たとえば□が『0』だった場合
1回目のA=A+1の部分ではA=+1でA=になります
2回目のA=A+1の部分ではA=+1でA=になります
3回目のA=A+1の部分ではA=+1でA=3になります

ということで、A=4になるためには、□は1であればよいことになります。

□が『1』だった場合
1回目のA=A+1の部分ではA=+1でA=になります
2回目のA=A+1の部分ではA=+1でA=になります
3回目のA=A+1の部分ではA=+1でA=4になります

ここだけは、しっかり抑えておきましょう。